夏物の服を買いにセールへ
昔から、デパートのセールが好きです。
夏と冬に開催されるセールには、毎年必ず足を運んでいます。
お目当ては服や靴などのファッションアイテム。
モノがお得に買えることだけでなく、普段とは違う活気あるお店の雰囲気も楽しめる、お祭りのような賑わいも楽しみのうちの一つです。
今年の夏も、ちょうど会社がお休みだったので、セール初日に街へ繰り出しました。
心動かされるものはなかった
結論から言うと、欲しいものはありませんでした。
素敵だなと心から思えたものは、どれもセール除外品ばかり。
実は今回、セールの前に、いつものお店で下見をしていました。
そこで気に入ったものが数点あったのですが、それらは見事にすべて、セール除外品となっていました。
もう本当に、がっくりしました。
でも今回は、下見の段階で気に入っていたセール除外品も、「何が何でも欲しい」とは思わなかったので、結局、何も買わずに帰ってきました。
服を買うことは贅沢
私には、もう十分な服がある。
朝、着るものがない、というようなことはありません。
だから、これ以上服を増やすということは、贅沢なことなのです。
でも、私はおしゃれをすることが好きだし、外に働きに出ているということもあって、たまに新しい服を新調することは、単調な毎日のささやかな幸せでもあります。
着る服は十分あるのに、その上で新しい服を買うという贅沢。
100%満足の行く買い物をしないと意味がありません。
たまたま、とても気に入ったものが値下げされていたら、それはもうラッキーなのですが。
いい加減な買い物は、ぜったいに出来ません。
欲しいものを、欲しいときに買う
今回のセールでは、自分でもびっくりするほど、醒めた自分を感じました。
それは、数は多くはないけれど、私は気に入った服をもう十分持っていて、それで今は満足しているからなのだと思います。
だから、「こういうのが、1枚あれば便利かも」というような適当なアイテムは欲しくありません。
大切なお金を使うのですから、心から気に入った買い物をしたいのです。
今回、セール前から目をつけていた服はすべて、除外品となっていました。
それならば、本当に欲しいと心から願ったときに、セールを待たずに定価で買う方が結局はお得なのではないでしょうか。
シーズンの初めに、たくさんの新作が美しくディスプレイされているお店でする買い物は、とてもとても贅沢な時間であると感じます。
でも、私は決してセールを否定するつもりはありません。
今まで、セールのおかげで、良い思いも沢山してきました。
これからだって、セールのお世話になることがゼロになるとは思いません。
気に入ったものが運よくプライスダウンされていることも、時にはありますから!
でも、もうセール初日に喜び勇んで出掛けるようなことはないと思います。
おわりに
ここ数年で、セールに行っても何も買わずに帰って来ることが増えてきて、少しずつセールから心が離れていました。
今までも、定価で服を買うことはありました。
でも、買う買わないは別としても、買い物の中心はいつもセールにありました。
しかしこれからは、基本を「シーズン初めの買い物」にし、セールはおまけのような位置づけにすることを決意しました。
だから、お金もセール前に準備するのではなく、シーズンの初めに予算をたてることに。
買い物のしかたを変えることで、どんな風に幸せ度や気持ちが変わるのか。
今からとても楽しみです。
きっと、より心豊かになることを信じています。