お金もないし、離婚が現実的でないことは分かっているので、このまま我慢して生活していくしかないと諦めつつも、残りの人生を考えたら、本当にこれで良いのか?と考え込んでしまう日々が続いています。
もし別れるとしたら、それは夫が65歳の定年を迎えるとき。
この時点しかない、と思っています。
まだ返済が終わっていない住宅ローンは、この先大きく金利が上がらなければ63歳で完済する予定です。もし63歳の時点で予定通り完済できなくても、今からあと3年で上の子は社会人に、下の子は5年、もし院に行けば(理系志望なので)7年後には夫婦2人の生活になるので、それから少しはお金も貯まるだろうし、何とかなると思っています。いや、何とかします。65歳の時点で退職金に手を付けずに借金はゼロを目指し、1円でも多く貯蓄をすること。
年金、イデコや銀行預金、退職金と夫の会社で積み立てているモロモロのお金などを合わせて分割すれば、余裕ある生活は諦めないといけないかも知れませんが、一人で生きていくことは不可能ではないような気がします。
今、シニアおひとりさまの団地暮らしが流行っているようですね。
書店へ行けばその手の本が沢山。
あまり多くない年金でも、工夫して心豊かな生活を送る。そのような方が沢山おられることに勇気を貰えます。こういう本が数多く出版されるのも、それだけニーズがあるということなのでしょうね。
実は私も時々スマホで団地の空き状況をチェックしたりして、一人の団地暮らしを想像して楽しむことがあります。離婚するとしても10年後なので、空き状況をチェックする意味は全くないのですが、家賃の相場や、どんな場所に団地があるのか、など事前に調べておくことは大切だと思います。
自分の願いを持つこと。それについて考えること。行動すること。
それらが無ければ想いなんて叶う訳がないと私は思います。
今の自分の状況も、自分が行動してきた結果なのです。
この世界には、自分ではどうすることも出来ない事もありますが、その中で、どんな風に考えて行動するかが自分の未来を決めるのです。
10年後本当に離婚するかどうかは分かりません。
ここまできたら、もう我慢して添い遂げようか、と思うかもしれませんし、自分の心も自分で予想することは出来ません。
それに夫が離婚に対してどういう反応をするかも予想できませんから。
でも、準備だけはしておこうと思います。
どんなことでも、可能性があることは準備が大事。大きなチャンスがきたときに、準備が出来ていなければせっかくのチャンスを逃してしまうかもしれないので。
結局別れなければ、それはそれでで良し。
離婚を迷う一番の問題はお金なので、とにかくこの10年で少しでもお金を貯めようと決意しました。
子どもにお金がかかるので、現実は本当に微々たる金額しか貯められません。貯めても下ろすの繰り返しなのです。
それでも意識するだけでも違うと信じて、とにかく小さい行動でも、起こさないことには何も始まらないので、あと10年は長いけれど、行動することで何かが変わっていくことを願います。
私が夫や誰かを変えようと思っても、それは不可能だし、不平不満、愚痴を言っても何も変わらない。自分が変わります。