姫椿流 隠居生活への道

隠居生活を夢見ています

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お金がなくても心豊かに暮らすことはできる。大原扁理著「20代で隠居 週休5日の快適生活」

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生き方はいろいろ

 

バリバリ働き多くの収入を得て、華やかに生きる。

 

お金はそこそこあれば良いのでゆったりペースで働き、時間のゆとりを楽しんで生きる。

 

何に重きをおくかは人それぞれで、多種多様な生き方がありますね。

 

自分が心から幸せだと思える働き方が出来れば良いのですが、そうでないことも多く、最悪の場合は自ら命を絶ってしまうという悲しい事態になってしまうことが絶えない現代の社会。

 

 

最近はブラック企業が社会問題となっています。

 

パワハラにあって精神を病んでいる人、長時間労働で身も心もボロボロになっている人。そこそこお金は入ってくるけれど、医療費や疲れた身体に効きそうな栄養ドリンクやサプリメント、ストレス発散の買い物、気づかぬうちに高額になっているコンビニでの買い物などで気が付けばいつのまにかお金がなくなっている・・・。何のために働いているのかわかりませんね。

 

休日は疲れすぎて部屋で寝ているだけ。

 

どう考えても異常なことだと思います。

 

今、日々の仕事に疲れきっていて、生き方について悩んでいる方は、大原扁理著「20代で隠居 週休5日の快適生活」をぜひ読んでみて欲しいです。

 

 月々7万円ほどで生活

 

著者の大原扁理さん(独身)は、東京都の多摩地区でひと月約7万円ほどで暮らしておられます。(2017年現在、台湾在住)

 

7万円の中にはアパートの家賃など、生活すべての費用が含まれているそうです。

 

いくら家賃の安い多摩地区とはいえ、7万円で生活できるなんて、驚きです。

 

一体どんな暮らしをなさっているのでしょうか。

 

作中で、ある1週間の食事の記録と1ヶ月の家計支出ノートが公開されていますが、決して貧しいものではなく、むしろ豊かであると私には感じられました。

 

食事は自炊。玄米や自分で漬けたお漬物。時には野草を取ってきて食べることも。

 

朝食に手作りの全粒粉スコーンと紅茶をとることもあるそうです。

 

趣味はお金のかからない読書。散髪は自分でされますし、運動にもお金をかけず、ラジオ体操が毎日の日課だそうです。

 

お金を遣わずに楽しめる趣味を持ち、お金がないかわりに自分の手と頭を使って工夫して生活する。

 

大原さんは心から今の暮らしを楽しんでおられるようです。

 

出来るところだけ取り入れてみる

 

 著者は独身であるし、家族構成など、事情は人それぞれです。

 

私だって、夫と子ども2人の4人家族で、著者とはまったく状況が違います。

 

ですから、全く同じような生活スタイルを取るということは不可能です。

 

しかし、著者の生活のほんの一部、一つか二つだけでも真似してみる、もしくは考え方を受け入れてみるだけで、何かが変わってくるのではないでしょうか。

 

私は2年ほど前、2015年頃にこの本を読みました。

 

このような本は人生で初めてだったので、大変大きな衝撃を受けました。

 

お金がなくても心豊かに生活が出来るのだ、ということが分かっただけでも随分心が軽くなりました。

 

もちろん、家族構成などが全然違いますから、同じようにはなりません。

 

しかし、著者の生活や考え方から、今までの自分の考えがいかに凝り固まったものだったかということに気づかされました。

 

この本に出合ったのは、さんざん苦しい思いをしたパート勤めを辞めて、お金のことや自分の生き方を模索していたときでした。

 

まさに出合うべきときに出合った本なのです。

 

おわりに

 

 今、生き方、働き方について悩んでいる方がいたら、ぜひこの本を読んでみて下さい。こんな生き方があるということを知るだけでも、何か良い方向へ向かうきっかけになるかもしれません。

 

私が大原扁理さんの生き方に共感するところは、お金を使わない、というところだけではありません。

 

1週間のうち5日間も自由な時間を持っておられる著者ですが、そんな毎日でも早寝早起きをし、ラジオ体操を日課としておられる。

 

人間、独り暮らしで仕事もなければ、ついつい夜更かしをしてしまって昼頃まで寝てしまう、といった堕落した生活になる可能性が高いと思います。

 

しかし著者は自由な暮らしの中でも、自分を律しておられるところに私は好感を持っています。

 

以前NHKの番組に少し出ておられたのを拝見しましたが、ちらっと映った著者の部屋も、すっきりと整頓されていて、良い印象を受けました。

 

 

最近は、「こうあらねばならない」ということがどんどん無くなってきていると思います。

 

私はバブルの頃に学生生活を送りましたが、その頃のことを考えると、時代はどんどん変わっているという印象を受けます。

 

受け入れられるかどうかは人それぞれですが、「こんな生き方もある」ということを知るだけで、救われることがあるのではないでしょうか。

 

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