疲れやすいお年頃
週に4日、事務のパートをしています。元々あまり頑丈な方ではないのですが、最近、仕事を終えて帰宅してからの疲れが半端ありません。
少しずつ、確実に歳をとっていることを実感します。
時々求人サイトを見ていますが、事務の仕事って、なかなか求人がない上に、勤務日数も、週2、3回というものを探すのはとても難しいです。
大都市なら色々あるのかもしれませんが。
有給休暇をとって週3日勤務になった週は、随分と疲労感が違います。
春にコロナで緊急事態宣言が出され、しばらくの間週2~3日勤務になった時も身体はとても楽でした。
お菓子も手作りして、家事を楽しむ余裕も十分あったのです。
私には週3日勤務くらいが、家事と外の仕事とのバランスが取りやすく、身体にちょうど良いのだと思います。
60歳で隠居
50歳ちょっと前でこのようでは、一体何歳までパートに出ることが出来るのだろうと最近思います。
私たちの世代は何歳から年金が貰えるのかも分からないし、お金が足りなければ、働き続けることで生きていなかくてはなりません。
老後も生き生きと働き続けられればお金も入るし、生きがいにもなるし・・・などと以前は安易に考えていたのですが、私がせいぜい働けるのは60歳までかな、と思うようになりました。60歳で隠居です。
そうすると、現在49歳の私はあと11年ほど。
まだまだ先は長いですが、どんな風に働くか、お金を貯めるか、色々考えてみました。
穏やかな老後のために
60歳になって働かなくても趣味を楽しんで暮らしていけるように、これからの10年は、パート代の一部から自分名義の貯金を少しでも多く増やしたいと考えています。
今の職場で働き始めてから貯めたお金は今、50万円ほどです。
2年ちょっとで50万円なので、多くはありません。働き始めた頃はぼろぼろの家計の立て直しと、教育費の赤字補填、デパートの友の会への積立などもしていたので貯められなかったのです。
でも今は、ミニマル生活のおかげで家計を大分立て直すことができ、私の物欲もすっかり減退したため、友の会も解約し、貯まるペースが増えつつあります。ただ、教育費はこれからも大変です。こちらはなるべく夫の収入から出せるように努力しているところです。
60歳までに最低700~1000万円は貯めたいです。
今はまだ無理ですが、いずれはパート代全額を貯金したいと考えています。
老後の過ごし方
60歳になったとき、基本的な生活は夫の給料(おそらく定年は65歳になると思われる)や夫名義の貯金(管理は私)でやり繰りし、その上で自分名義の貯金(つまりヘソクリです!)が1000万円近くあれば、私としてはそれなりに楽しんで暮らせるのではないかと考えています。あと、独身時代からの貯金や月々の小遣いの残りが自動的に貯まったもの、なども少々ありますから。
これ位だと、高額な海外旅行やショッピング、観劇などが趣味であれば、あっと言う間に無くなってしまう金額だと思います。いくつになっても若々しく元気で旅行が大好き、人付き合いも多く、物欲の旺盛なシニアも沢山おられますから。しかし地味な私には十分な額なのではないかな、と思っています。
49歳の今でも、物欲はあまり無いし、外へ出るとすぐに疲れてしまうし、休日は家にいることがほとんどです。
たまに出かけても、使うのはランチ代やカフェ代と交通費くらいです。
モノは見るだけで満足。必要がなければ買いません。
家では図書館で借りた本を読んだり、ピアノを弾くことが趣味なので、お金を使うことはありません。そういえば、今月のお小遣いは、まだ1円も使っていません。
歳をとっても、このような生活は変わらないだろうし、今よりももっと体力は低下し、食欲も無くなりそうなので、ますます地味になっていきそうです。
おわりに
実際に60歳になってみないと分からないこともたくさんあるでしょう。
でも、あと11年は身体をだましだまし頑張るつもりです。
そのため、少しでも家事の負担を減らすべく、最近、さらなる断捨離を行っています。数年前にずいぶんモノを減らして生活をがらっと変えたのですが、さらなる見直しです。
もうこれ以上は無理かとも思ったのですが、意外とまだ改善の余地があり、今、休みの日を使って、こつこつと作業をしています。
生活をシンプルにして暮らしを整えると、家事が楽になって余裕が生まれ、そしてお金が貯まると言われています。そしてそれは数年前に自分が実践してみて、本当にその通りになりましたから。
今もこれからも、少しでも楽に生きられるように、色々なことを試してみようと思っています。