姫椿流 隠居生活への道

本と紅茶とピアノを愛するアラフィフ姫椿のブログです。隠居生活が夢♬ 小田原についても書いています。

他人の家庭の事情なんて、見た目では絶対に分からないと思う。頭の中には常に熟年離婚の4文字が

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湯本富士屋ホテルの「姫沙羅」でランチビュッフェ

 

先日、家族で箱根湯本にある富士屋ホテルへランチビュッフェを楽しんで来ました。

 

梅雨の真っただ中ですが、この日は雨が降らず、ずっと曇り空。しっとりとして、山々の深い緑と紫陽花が美しかったです。

 

箱根湯本駅

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赤くてレトロな箱根登山鉄道の電車、大好きです。

 

駅構内の階段にエヴァンゲリオンが!

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あじさい橋から撮った風景

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箱根湯本駅を降りてすぐのあじさい橋を渡ると、湯本富士屋ホテルに到着。

食べるのに夢中だったので写真はありませんが、色々なお料理を楽しんで来ました。

 

 

 どんな家族に見えているだろう

 

家族4人でランチを。

食事をしながら、私たちは周りからどんな風に見えているのだろう、とふと考えました。

 

もしかすると、仲の良い家族だな、などと思う人もいるかもしれません。

 

でも、実際はそんなこともないのですが。

 

今朝も家を出る前に、夫と色々あって、道中も食事をしている時も、楽しい気分の中に、冷え冷えとした自分の心があることを感じていました。

 

実はこの記事に何があったのかを具体的に書く気満々でしたが、推敲しているうちに、内容があまりにもバカバカしく、みっともなく感じてきたので、それはやめることにしました。

本当につまらないことです。

 

執拗な言葉の攻撃

 

夫婦喧嘩をしたとしても、その原因が単なる意見の違い、であればお互い違う人間同士、仕方のないことだと思います。でも私たち夫婦の場合は、そういった諍いはほとんどありません。

 

例えば、リビングでお茶を飲みながら夫婦で取り留めのない会話をしているとします。なかなか良い感じで和やかに会話は進みます。

 

しかし会話が進むにつれ、いつしか穏やかだった風景に暗雲が立ち込めます。夫が私の言葉尻をとらえて、話の本筋から離れたところをネチネチと攻撃してきます。私は思いも寄らぬ夫の言葉や態度に、何か誤解でもあったのかと思い、「そういう意味ではない」と言い、状況を正そうと試みます。

 

でも、それは無駄な行為であり、何を言ってもまたその言葉尻をとらえてくるのです。こうなったらもう永遠に終わることのない無限ループです。

 

こんな生活をもう20年もしてきました。

若い頃は、私もバカだったので、こういう夫の態度に真正面からぶつかっていました。だから最終的にはかなりの諍いに発展していました。

 

でも、あるとき気がつきました。

おそらく夫は、わざとやっているのだと。

理由はわかりません。

会社でのストレスや、コンプレックス、成育環境・・・もしかしたら何か精神疾患でもあるのでしょうか?

 

私に対して滅茶苦茶な論理を振りかざすことで、何か憂さ晴らしをしているのかもしれません。

 

わざとやっているのなら、どんなに私が解決(?)に向けて努力しても、相手にそのつもりが全くないどころか、こじらせようとしているのですから、無駄な行為なのです。

 

最近は、それなら最初から話さない方が身のためだと思い、会話はめっきり少なくなりました。

 

それでも、うっかり会話が弾んでしまうこともあります。そんなときは、「そろそろ来るかな」と身構えておきます。そして雲行きが怪しくなったら、そこであっさりと夫の言うことを肯定し、さらっと会話を終わらせて何か用事があるふりをして部屋を出るようにしています。

 

100%ではありませんが、嫌な思いをすることはこれでずいぶん減ったように思います。

 

でも、悲しいです。

どうして私たち夫婦はこんな風なのかと。

もっと、色々なことを話して会話を楽しみ、時には意見の違いからぶつかり合うことはあっても、もっと建設的な会話をしたい、そう思うのです。

 

熟年離婚

 

けれども、それについてはもう諦めました。

色々と努力はしてみたのですが。

 

それにしても、結婚って何なのだろうと思います。

 

夫も私に対して不満はあるでしょう。私が夫に対して不満があるように。

そこはお互い様なところもあるでしょう。

しかし、夫の行動は、もしかすると一種のモラハラではないかと思うのです。

 

結婚を後悔することはしばしばです。

 

でも、二人の間に生まれてきた子どもたちは宝です。

 

そう思うと、この人と結婚したことには意味があったのだ、とも思います。

今はその子どもたちの教育(主にお金)で大変な時期です。

二人の子どもなのだから、力を合わせて成人させなければいけません。

でも、その後は・・・?

 

熟年離婚。

 

簡単なことではありません。

けれどもいつも心のどこかで意識している言葉です。