bonpon著「セカンドライフ、はじめてみました」
インスタグラムで有名になった60代のご夫婦、夫bonさんと妻ponさんのセカンドライフを紹介する、「セカンドライフ、はじめてみました」を読み、自分のセカンドライフを少し想像してみました。
老後に向けて、暮らしを小さく
bonさんとponさんは、とても仲が良いご夫婦で、普段から一緒に過ごすことが多いそうです。お二人とも服が大好きで、色や柄をさりげなく合わせるリンクコーデを楽しんでおられます。そんなファッションをインスタグラムに投稿したところ、大変な人気となりました。
そんなbonponさんのセカンドライフの本をご紹介します。
大きな戸建からコンパクトなマンションへ
秋田県の大きな戸建住宅で、 bonさんのお母さんと同居し、二人の娘さんを生み育てて30年以上の年月を過ごしてきたbonponさん。
そして、bonさんが定年退職を迎え、二人の娘さんの子育てが終わり、bonさんのお母さんを看取る。さまざまなタイミングが合ったことで、雪が多く、車がないと生活できない土地から、生活に便利な新しい土地に移り、セカンドライフを始めようと思い立ったそうです。
歳をとって体力がなくなっても娘たちに迷惑をかけずに、なるべく二人だけでやっていける、”生活に便利な環境”を求めて、bonponさんは、セカンドライフを始める土地を仙台に決めました。
中古マンションをリフォーム
仙台の中心部からは少し離れているけれど、生活するには便利で、緑豊かで閑静な場所に中古マンションを購入、リフォームをして新たなスタートを切ったご夫妻。
秋田県の家はモノだらけでしたが、思い切って大量のモノを処分し、コンパクトなマンションで、少ないけれども厳選されたモノに囲まれたシンプルな暮らしは、掃除もしやすく、とても快適だそうです。
お二人で、なるべくお金をかけずに工夫しておしゃれをしたり、散歩をしたり、幸せに満ち溢れたセカンドライフを送っておられる様子が、写真や文章からよく伝わってきます。
本当に微笑ましいご夫婦です。
私たち夫婦のセカンドライフは?
40代後半の私。そして夫。
二人の子を出産したのが30歳を過ぎてからなので、子どもたちはまだ中学生です。
下の子が大学を卒業するのと、夫が定年退職を迎えるのが同時期になる予定。
あと、約10年です。
子ども達はこれから高校、大学、就職、と大きな変化があり、経済的にも大変になるだろうし、子どもの人生の節目節目で、家族でいくつもの決断をしていかなければならないでしょう。
ですから、セカンドライフの前にやらねばならない事がまだまだたくさんありすぎて、40代である私達夫婦にセカンドライフはまだ少し遠い話のような気がします。
おわりに
けれども、10年というのはおそらく、あっと言う間でしょう。
我が家も、夫が定年退職して子育てが終わったら、今の土地に住まねばならない理由は一切ありません。
元々、お互いの実家は遠方にあります。
将来は、bonpon夫妻のように自由に新たな天地を求めることも出来るのだ、と思うと、ワクワクします。
あれやこれやと、想像するのは楽しいものです。
そして、夢を叶えるにはやはり先立つものが必要になりますね。
10年先の自由で豊かなセカンドライフをおくるため、そして「今」の生活のため、今はフルで頑張らねばならない時期なのだと思います。
私たち夫婦は、bonponさんのような仲睦まじい夫婦ではありませんが、夫婦の形はさまざまです。
私たち夫婦に合ったセカンドライフを夢見て、実現できたらと思います。