贅沢はしていないつもりでも、何かと出費がかさむ暮らし
私は40代半ばの専業主婦で、3つ年上の夫、中学生の娘、小学生の息子と暮らしています。
夫はサラリーマンで、決して高収入ではありませんが、つつましくしていれば家族4人が暮らしていける収入を得ています。
持ち家の一戸建てに住んでおり、築年数は20年近くになります。
住宅ローンは残り15年。
住宅ローンの支払いと並行して、外壁と屋根の塗装など、家のメンテナンスにもお金をかけています。
家電も次々と壊れ、買い直しています。
先日、ガス会社の点検で、ガスコンロと給湯器を見てもらったのですが、どちらも年数からしていつ故障してもおかしくない状況だと言われました。
ガスコンロも給湯器も、寿命は大体10年くらいだそうです。
意外と短いですよね。
そこで参考に給湯器の値段を聞いてみたら、定価で30万円ほどするそうで、そこからいくらか値引きをしてくれるそうですが、それでも大きな出費です。少しでも今の給湯器が壊れず頑張ってくれることを祈っています。
教育費と老後費と家の修繕費を並行して貯めなくてはいけない
中学生の娘と小学生の息子。
二人とも今の時点で何か突出した才能があるわけでもなく、普通の子どもです。
先で子どもたち本人が決めることではありますが、私は子どもたちには大学まで行かせたいと考えています。
そうすると2人分の大学費用を貯める必要があります。
国立か私立か、文系か理系かによってかかる費用は違ってきますが、2人で1千万円は用意する必要があると考えています。
親元から離れて下宿をさせるほどの余裕はありませんので、必ず家から通える大学を選ばせるつもりです。
幸せなことに、我が家は東京の大学なら通学圏内ですので、1流から3流の大学まで、選択に困ることはないでしょう。
その他、習い事の一つや二つはさせてやりたいと思うと、お金はいくらあっても足りません。
それから、老後のこともそろそろ視野に入れなければいけません。
夫はあと十数年で定年退職します。
定年なんてまだまだ先の話だと思っていましたが、年月の経つのは早いものです。私たち夫婦は、なかなか子どもを授からなかったので、私が二人の子を産んだのは30代に入ってからなのです。だから下の子が社会人になってお金がかからなくなる頃にはもう夫は定年間近なのです。
ですから、それから老後資金を貯めようと思っても、そんなにたくさん貯めることは難しいと思われます。
今から教育費と老後資金と家の修繕費を貯める必要があるのです。
家計が厳しいのでパートに出ることを決意
今から4年前、息子が小学1年生になったのを機に、私はパートに出ることにしました。少しでも家計を楽にしたくて、そして貯金をしたかったのです。
しかし、職場での人間関係のストレスと疲労とで、お金が増えても、ちっとも幸せではなかったです。
せっかく稼いだお金は、外食代、お惣菜代、病院代、ストレス解消の買い物(服やバッグ)、に消えてしまいました。
それから、子どもがまだ小学校の低学年で学童保育に預けていたため、その保育料も支払っていました。
大変な思いをして、一体なんの為に働いていることかわかりませんでした。
仕事を辞めて専業主婦の道を選ぶ
体力もなく、子どももまだ小学生で手がかかる時期だった私にとって、パートに出る選択は間違っていたようです。
仕事を辞めて専業主婦に戻った今は、変なストレスを溜めることもなく、お金のゆとりはありませんが、たっぷりの時間を贅沢に使い、健康で心豊かな生活を送っています。
元々、家にいることが大好きなので、一日中家にいることは苦になりません。
無理をしないので、最近は風邪もあまり引かなくなり、持病の喘息の発作も出ていません。外食や家族の誕生日など、特別な時にしかしませんし、お惣菜を買うこともありません。いつも手作りの料理を楽しんでいます。
ストレスもないので、ストレス発散のための買い物も無くなりました。
何かを買う時は、よく吟味して買うので失敗がありません。
節約するか、収入を増やすかの選択
パートの収入があった頃と無収入の今を比べたら、家計の状況はほとんど変わっていません。
収入がないと、なるべく買わない生活をして自分で何とか工夫しようと考えます。
時間がたっぷりあるので、そいういうことがある程度可能になるのです。
一方、外で働いて忙しい人は、時間をお金で買うことになります。
専業主婦で節約生活をするか、それとも手っ取り早く外にお金を稼ぎに行くかは人によっての向き不向きがあると思います。
外に出て行くことで生き生きとする人だっています。
ちまちまと節約するのが性に合わない人だっているでしょう。
がっつり稼いで豊かに暮らすことも、素敵です。
気力と体力がある人なら、そんな暮らしも可能でしょう。
私は、お金のない生活を少し楽しんでいる部分もあるので、節約生活が向いているのかもしれません。
自分に合った方法で、少しの不自由を楽しむくらいの余裕をもって暮らしていけたら良いですね。
子どもが小さい間は、専業主婦生活を楽しもうと思っています。