パート仲間の暮らし方に影響を受ける
仕事の日の昼休みは、仲良くしているパート仲間数人と一緒に過ごしています。
皆、アラフィフで歳が近く、夫のこと、子どものこと、実家の親や義理の親の話でいつも盛り上がります。
しかしアラフィフといっても、結婚、出産の時期がそれぞれ違うので、子どもは、下は小学生から上は社会人まで、色々です。
醜い悪口などは一切言わず、明るく、前向きな彼女たちから貰う学びは、私にとってとても貴重なものとなっています。
しっかり堅実に生きている
いつも一緒にいる彼女らの夫は、皆、大手企業で働くサラリーマン。
普通に暮らす分には生活に困るということはありません。
けれども、彼女らと接していて思うことは、皆本当に堅実だということです。
お昼はお弁当を持ってくるか、もしくはご飯だけ持ってきて、食堂の小鉢2つとお味噌汁だけを注文するというパターン。ご飯だけでも持参すれば、250~300円くらいの出費で抑えられます。
私も毎日お弁当を持参しています。
服装も、いつも同じようなスタイル。(私もそうです)
パートで稼いだお金も、ほとんど家計に入れて、自分のための小遣いとしてはほとんど使っていないそう。
けれども、地味で節約ばかりの生活というわけではなく、ささやかな外食や旅行を時には楽しむ、というようなメリハリのある暮らしぶりなのです。
嵩む教育費
メンバーのうちの2人のそれぞれの子どもが、この春、私立中学と私立高校に進学します。
どちらも、入学させるための塾代も高額でしたが、入学後はさらに教育費が嵩む予定です。
「節約といっても、限度があるし・・・」とため息をつく彼女たち。
二人とも、もっと多く働いて収入を増やすことを考えているのだとか。
私も、決して他人事ではありません。
我が家の子どもたちは2人とも公立の学校に通っていますが、それでも塾にかけるお金は少なくありません。家計は厳しいです。
何とかしなければ、と思うものの、しかし本当に、「節約には限度がある」なのです。
ですから、貯蓄、保険、節約。メンバーそれぞれの考えや実践を披露しあうことが、とても勉強になっているのです。
おわりに
外へ仕事に出る一番の理由はお金を稼ぐことなのですが、色々な人との関わりを持ち、様々な考え方に触れることで、良い刺激を受けることも、収入を得ることと匹敵するくらいの価値があるように思います。
世の中厳しい時代です。
その中でも比較的恵まれているであろう、大手企業に勤める夫を持つ妻たちも、のんびりと生活することは許されない時代になっているのでしょうか。
子どもには出来るだけ良い教育を受けさせたい。
夫も妻も、頑張らねばなりませんね。