洋菓子店は夢の世界
会社の帰りに電車を途中下車して、贔屓にしている洋菓子店に寄ってきました。
頑張っている自分へのご褒美として、時々美味しいお菓子を買って帰ります。
家族の分を買うこともありますが、今日は私の分だけです。
色とりどりの美しいお菓子が並ぶ洋菓子店は、子どもの頃と変わらず、大人になった今でも、夢の世界のようです。何を買おうか迷う時間が楽しくて幸せです。
選んだのは、苺のタルト、シュークリーム、フランボワーズのマカロン。
それから日持ちするドライフルーツの入ったパウンドケーキのカットやフィナンシェなどの焼き菓子を。
1000円ちょっとのささやかな贅沢です。
帰宅して、暑かったので冷たい紅茶を淹れて、美味しく頂きました。
マカロンへの愛
フルーツや生クリームがたっぷりのケーキも、カスタードクリームがたっぷりつまったシュークリームも大好きですが、私は色とりどりで、何とも可愛らしい形をしたマカロンを見ると、とても幸せな気持ちになります。
マカロンは好き嫌いがはっきり分かれるお菓子ですが、私は大好物です。
マカロンは数年前、ブームになりました。
そういえば当時、ポケモンのビクティニもマカロンが大好物だという設定でした。
実は私はブームになる前に一度だけ食べたことがあったのですが、その時は値段が高いわりにあまり美味しくなく、着色も心配だったので、長い間マカロンに対して良い印象を持っていませんでした。
でも、フランスのラデュレが日本にやってきたとき、そのマカロンを食べてみたら、以前食べたマカロンは何だったのだろうという美味しさに感激しました。
しばらくの間は、銀座の三越へ行ったときは必ずラデュレのマカロンを買っていました。
たまのささやかな贅沢でした。
有名店のマカロンの値段は、1個大体300円前後なので、私にはそう頻繁に買えるものではありませんでした。
ラデュレには「マリー・アントワネット」という名前のついた紅茶があって、フレーバーティがあまり好きではない私でも、くどくない上品な香りが気に入って、家で大切に大切に飲んでいました。茶葉の入っていた美しい箱は、今でも食器棚の中の目立つ場所に飾ってあります。
ラデュレのマカロンも美味しいですが、もう一つ、おすすめのマカロンがあります。
それは、パティスリー・サダハル・アオキのマカロンです。
アナウンサーの雨宮塔子さんの元夫の青木さんです。
青木さんのマカロンを初めて食べたのは知人宅です。そのときに大ファンになりました。
その美味しさが忘れられず、新宿の伊勢丹へ買い物に行ったときは必ずお店を覗くのですが、お値段がまったく可愛くないので、迷った末、買わないで帰ることがほとんどです。
いつか10個くらいぱ~っと買うのが夢です!
でも最近、家からそう遠くない洋菓子店に、有名ブランドにそう負けない位美味しいマカロンがあることを発見し、小躍りしたくなるほど嬉しくなりました。
有名でも何でもない地元のお店だからか、一つ200円以下で買えるのです。
それでも贅沢なお菓子であることに変わりはありませんが、一度高いものを知ってからだと、とても安く感じます。
最近は、小麦粉やバターの原価が上がっているせいか、お菓子の値段がどんどん上がっていて、そう気軽に買うことが出来なくなりました。
デパ地下のお店だと、カットケーキが一つ500円とか600円はもう普通です。先日伊勢丹で一つ1000円のカットケーキを見かけましたが、一体誰が買うのかと思いました。
まあ、東京は富裕層が多いでしょうから、平気で買える人がそれなりにいるのでしょうね。
おわりに
私はアルコールが苦手です。
ワインとチーズでアペリティフ、などとても憧れるのですが、ワインも日本酒もビールも、どうしても美味しいと思えないのです。舌が子どもなのでしょうか。とても苦手です。また、アルコールに強い方でもありません。
美味しいお菓子と紅茶を家で楽しんだり、時には外のカフェやティールームで過ごすことは、お酒を飲む人の「仕事を終えて軽く一杯」や家での晩酌と同じようなものだと思います。
ちょっとした楽しみで日々を豊かに過ごせたら幸せですね。
今回は洋菓子の話でしたが、和菓子も大好きです。
日本人ですから!!
いつか和菓子についても書くつもりです。