真似は悪いことではない
誰にでも、こんな風になりたい!お手本にしたい、という憧れの人が1人や2人は存在するのではないでしょうか。
それは、芸能人であったり、先生や会社の上司、最近ならば人気ユーチューバーであるかもしれません。
それならば、徹底的にその人を真似て下さい。
その人の髪型やメイク、ファッション。
しゃべり方やしぐさ。立ち居振る舞い。
見た目だけでなく、中身も真似ると尚良いかもしれません。
その人が好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、映画をみたり。
そんな風に真似ていると、不思議なことに、人というのは、その憧れの人に似てくるそうなのです。
もう20年近く前の話ですが、今年お亡くなりになった元CAで実業家の浜田マキ子さんと、脳科学者の確か茂木健一郎さんだったと記憶しているのですが、そのお二人の対談記事にそのようなことが書かれていました。確か化粧品のDHCのカタログ冊子に載っていたと思います。
けれども、どんなに真似ても、似てはくるけれど、全く同じにはならない。何となくどこか違うところがある。
それが、個性 なのだそうです。
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自分が憧れの人に近づけるなんて、想像しただけでもワクワクしますね。
真似をするということは、悪いことではないのです。
むしろ、お手本にしたい人がいたら、積極的に真似ていくことが、自分を高めることになるのです。
だから、憧れの人がいたら、自分とはかけ離れた、雲の上の人だとは思わずに、その人に近づく努力をすると良いですね。
私が憧れているのは、習っているピアノの先生です。
私より少し年上の、60前の先生は、物腰が柔らかで上品で、美しくて、身に着けているものも部屋の調度品も、すべての品が良くて、ピアノが上手いのは当たり前ですが、とにかく何もかもが素敵な先生なので、今一番の私の憧れの人なのです。
先生のお宅に伺うのは、ピアノを教えてもらうという目的だけでなく、先生の纏うオーラを感じることも楽しみの一つとなっています。
この論理によると、私も努力をすればいつかはこの先生のような人間になれるわけで、それならばマネしない理由なんてありません。
憧れる人と自分との間には、必ず少しは似ているところ、共通点があるのだ、ということをどこかで聞いたことがあります。
その時点で、憧れの人に近づく素質があるということなのでしょうか。
私の場合、美しくもないし上品な人間でもないので、先生との共通点といえば、腕に天と地ほどの差があるとはいっても、ピアノを弾くことでしょう。
それだけです!!
この論理、本当なの?と疑いたくなることもありますが、やってみることが無駄になることはないでしょうから、精一杯マネてみようと思います。
久しぶりに、近々レッスンに行く予定なので、先生に会えるのが楽しみです。