アラフィフなので、体力がなくなっていくことは当たり前なのですが、それでも同年代の女性と比べて、私は体力がないほうだと自覚しています。
疲れがたまってくると、特別嫌なことがなくても、ああ、会社に行きたくないなと思うことがしばしばあります。
マドレーヌを焼きました。
中はしっとり、外側はかりっと、上手く美味しく焼けました。
お菓子作りは楽しい♩
しかし、外に働きに出ると、様々な学びがあります。
多くの人が働いていると、良い見本も悪い見本もたくさんです。
考え方やふるまいの素晴らしい人に接すると、ああ、こんな人間に私もなりたい、と思います。一方、何でも会社のせい、上司のせい・・と人のせいにして文句ばかり言う人、そしてそういう人に限って、仕事もいい加減であったりします。人の振りみて我が振り直せといいますが、本当に、そういう人を見て自分自身を振り返り、自分の悪いところを反省し、悔い改めることは少なくありません。
それから、少し前のことなのですが、私は仕事で分からないことがあったので、上司に質問をしに行きました。しかしちょっと誤解があったようで、何だかバカにされたような言い方をされ、その日はしばらくの間、上司に対して怒りを含むモヤモヤした気持ちでいっぱいになっていました。
でも、家に帰って少し冷静になってから考えてみると、もしかしたら自分の伝え方が悪かったのかもしれないという思いに至ったのです。
私が誤解を受けるような言葉の足りない説明をしてしまったのだと。
もう少ししっかり頭の中で整理してから質問に行くべきだったのかもしれません。
すると、とても不思議なことに、それまでは上司への「どうして分かってくれないのだ」という強い思いがすーっと引いていったのです。
分かってくれない、バカにされた、というような、相手が悪いという強い思いを手離し、自分の中に原因を求めたとき、気がつけば、ネガティブな感情がすっかり消えていました。
それからというもの、どんな些細なことでも、とにかく相手に確実に伝わるよう、最大限に努力するようにしています。
そうするとやはり効果はあって、努力した分、それは相手にも通じるようで、同じようなトラブルは今のところ起こっていせん。伝える力というのは大事ですね。私は頭の回転が速い方ではないし、口下手なところもありますが、たとえ上手に話せなくても丁寧に誠意を持って対応すれば、まともな相手であるならば、分かってもらえるものなのだと実感しています。
どんなトラブルも、自分の捉え方ひとつでその後が変わってくる、そう感じる出来事でした。些細なことかもしれませんが、まだまだ未熟な私にとっては大きな気付きとなりました。
外に働きに出ることがなくても、自治会やPTAの役員になって活動することもあるし、ボランティア活動をする余裕もあるかもしれません。何も1日中家に籠るわけではありませんが、仕事としてお給料を貰うためには甘えは許されないし、緊張感も大きいです。
人間、適度なストレスは必要らしいので、自分を成長させるためにも、お金を得られる仕事を持つことは良いことななのだと言い聞かせ、休日の趣味の時間で自分を癒しながら、頑張っていこうと思っています。