働き方について考える
緊急事態宣言が発令される前までは、週に4日パートに出ていた私ですが、今は会社から自宅待機を命じられ、週に2日だけ出勤しています。
そしてしみじみ感じることは、私にとって、外に働きに出る日数は、これくらいがちょうど良いということです。
家にいることが好きで、人と関わらなくても平気。
体力が無くてすぐに疲れてしまう。
このような私は、外でバリバリ働くことには向いていないと思います。
勿論、それは主婦業と育児業(もう大きいけれど)をこなしつつ、という意味です。
兼業が無理だということですね。
家事や育児がなければ、週5日でもOKです。
週4日勤務はきびしい
週に2日外に働きに出て、残りの5日は家にいる。
コロナ禍の中、このような生活をしてみてたら、身体がとても楽で、ゆったりとした心持で家事ができ、精神的なゆとりも感じられて、この生活リズムが今の自分にぴったりであると思いました。
週4日、働きに出るのは、けっこう疲れるのです。
実働時間は5時間なのですが、昼休みが1時間入るので、会社に拘束されるのは6時間。通勤時間がdoor to doorで往復2時間ちょっと。
朝、いくつかの家事をバタバタと済ませて8時前に家を出ます。
15時過ぎに職場を出て、どこにも寄らずに帰宅して16時20分くらいです。
スーパーに寄るとあと20分くらいは遅くなります。
帰宅したらお茶とお菓子で一服し、すぐに夕食の準備に取りかからなければなりません。
夕食後も、家事はいくらでもあります。
名もなき家事もたくさん。
でも、仕事に出た日は、本当に最低限の家事だけしかできません。出勤前の朝早くから家事をしているので、夜になると身体が疲れてしまって、もうダメですね。
夫が家事をすることは一切ありません。
休日も主婦業に休みはありませんし、平日に出来ない家事もプラスされたら、自由時間は本当に少ないです。
家に週5日いる生活はゆとりがたくさん
一週間のうち5日間家にいると、時間のゆとりがあるので掃除も細かいところまでしっかりできて、とても気分良く過ごすことが出来ています。また、新しい料理に挑戦してみたり、お菓子もしょっちゅう作っています。
庭仕事があまり好きでない私も、ちょっと雑草でも抜こうかという気持ちになり、無心になって草を抜いていると、決して土いじりが嫌いではない自分を発見しました。ゆとりの時間さえあれば、雑草抜きも意外と楽しいです。
そしてさらに家庭菜園でもやってみようかという考えも浮かんでいるのですよ。この私が。
それに、これからは、ちょっとした野菜くらい自給自足できないと困る時代になりそうな気がします。
時間のゆとりがあると、考え方も変わってくるようです。
でも現実問題、今の仕事を辞めて、週2日勤務が可能な職場が見つかったとしても収入が半分になるわけで、そこはやはり経済的に厳しいです。
これからの時代に備える
コロナ禍により、世界中の経済が崩壊して非常に厳しい時代がこれからしばらくの間、続くのでしょう。
今、安易に仕事を変えるなんて、正気の沙汰ではないかもしれません。
今働いている会社も、この先どうなるかなど分かりませんが、会社の存続が危なくなって解雇されるときまでは、しっかりしがみついていなければなりません。
突然働けなくなるような状況がきても困らないように、今は、お給料を少しでも貯蓄に回しておかないといけない時だと、私は思っています。
だから、もう少し時間にゆとりがある働き方は理想だけれど、まだまだゆっくり出来る日は遠いかな、と思い直しました。
今、下の子が中学2年生なので、教育費もあと9年はかかりますからね。
おわりに
やはり子どもが大学を出るまでは、隠居生活など夢また夢の話でした。
そしてこのコロナ禍の中、今のところ安定している会社をやめることも、無謀なことです。
でも、週2日勤務を経験してみて、自分の理想の働き方について考えることが出来たのは良かったです。
あと10年くらいしたら、そんな働き方が出来れば理想だと思います。外で緊張感を持って働く時間が少しと、家でのマイペースな生活。
夫には、家事をしない分、外でしっかり稼いできてもらって!
(65歳まで働いてね♩と今から言っています。本人もその気です。)
しかし、今から10年後は一体どんな世の中になっているのやら?
アフターコロナは、今とは全く違う世界になる、と言われています。
資本主義社会が終わるとも。
本当なのでしょうか?
私は経済のことは全く分かりませんから、そのような時代がくる可能性は大きいのか、それとも、全くあり得ない話なのか、判別がつきません。そして本当にそうなるとしても、そのような社会は想像もつきません。
10年後は会社をやめて、ベーシックインカムで生活していたりして・・・。
とにかく、今できることは、日々を大切に生きるしかありませんね。
まずはこの時代を生き延びて。
本当に、大変な世の中になってしまいましたね。