リサイクルショップ
1年に1~2度、不用品をリサイクルショップへ売っています。
つい先日も、半年ぶりにリサイクルショップの宅配買取を利用しました。
もう、売るものなんてなかったはずなのに、数ヶ月前には手離せなかったモノへの執着が、きれいさっぱり無くなっていることが不思議です。
人の気持ちとは、案外すぐに変わるものなのですね。
今回手離したもの
- 濱野のトートバッグ
- たち吉の食器
- ピノーレのダウンコート
- モガのセーター
- ジュンコシマダのセーター
- アレクサンドル・ドゥ・パリのカチューシャ2個
- 子供用ヘルメット
買取価格は全部で1800円ほど。
もう少し多いかと期待していたのですが、現実は厳しいですね。
今度、美味しいランチでも楽しむことにします。
ついにバッグが3個に
半年前には3個バッグを売りました。そして今回は濱野のバッグを。
そして普段使いのバッグがついに3個になりました。
(冠婚葬祭用や旅行用などのバッグは別にあります)
昔は多いときで20個近く持っていました。大のバッグ好きだったのです。
それらを何年もかけてどんどん売りに出して、ついにたったの3個に。
何だか感慨深いものがあります。
- バリーのトートバッグ
- エルベシャプリエのトートバッグ
- キプリングのショルダーバッグ
残った3個のバッグはどれも今、普段使いしているものばかり。
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バッグはたくさん持っていても、なかなかすべてを使いこなすことは難しいです。
日々、いちいちバッグの中身を入れ替えるのは面倒なので、ついつい毎日同じバッグで出かけることになります。
それに、どんなにデザインが良くても、使い勝手の悪いものは結局手に取らずに仕舞い込んだままになってしまいますね。人間は正直だから。
3個というのはちょうど良い数だと思います。
3個になった気分は?
若い頃の私だったら、バッグが3個しかなければ、焦って「もっと買わなければ」と新しいバッグ探しに励んでいたと思います。
服に合わせて、シーンに合わせて、いつも同じ格好に見えないように・・・と。
でも、今の私は、3個しか ではなく、3個も ある。
そういう気持ちです。
バッグは3個もあれば十分。
どれもとても気に入っていて、それぞれ全然違うデザインと色と素材です。
3個のバッグをじっとながめていると、もうこの少なさが快感です。
これはきっとミニマリストにしか分からない心境だと思います。
使いにくい、飽きた、実はあまり気に入っていない、というような理由から使わないバッグが家の中に存在することは、意外と大きなストレスなのです。
持つ限度は決めない
何年もかけてバッグを減らしてきましたが、私は何も無理をしてきたわけではありません。
ミニマリストを目指して、大切なものを泣く泣く手離す・・・というのは私の考えるミニマリズムではありません。
年々執着心がなくなってきて、モノを手離すほどに、それに加速がついてきているような気がしています。
モノが少ないって、本当に気持ちが良いのです。
だからといって、この先バッグが2個や1個になることは恐らくないと思います。
色々なおしゃれを楽しみたいですから。
バッグが好きです。
若い頃から好きで、それはアラフィフとなった今でも変わることはありません。
執着は無くなってきていますが、物欲はあるのです。
矛盾しているようですが。
お金がなくても、バッグ売り場を見るのは大好きだし、時には「分割払いで買え」と悪魔のささやきが聞こえることもあります。
そういうときはとにかく一旦売り場から離れて、気持ちを落ち着つかせることにしています。そうすると不思議なことに、「はっ」と我に返るんです。
私はもう十分に持っている、と。
3個になって、ますますその気持ちが強くなりました。
でも、バッグは3個までしか持たない、などという制約をつけるつもりは全くありません。
心底気に入ったものがあれば、4個になってもそれは構わないと思っています。
けれども、いくら気に入っているものでも、いつかは飽きる可能性があるし、生地は消耗します。
そうなると、結局入れ替えになる公算が大きいです。
やはり3個がちょうど良いのかもしれません。
おわりに
ミニマル生活をしているつもりでいるのですが、まだまだ減らせるモノがあることに自分自身驚いています。
さすがにバッグを売りに出すことは、これからしばらくないと思いますが、実はここ数日のうちに、手離したいという気持ちがムクムクと沸き上がってきたモノがあるのです。
あんなに大事にしていたモノなのに突然どうして?と自分自身に問いたい気持ちなのです。不思議な心境変化です。
人の気持ちって、ちょっとしたきっかけですぐに変わるものだから、面白いなって思います。
心が変われば生き方も変わる。大げさかもしれませんが、そんな風に思っています。
そう思うと、これから先の人生もまだまだ何かありそうで楽しみです。