明日は我が身と考える
台風や地震、最近はゲリラ豪雨による土砂災害も多発し、自然の猛威を感じます。
私は年に2回、9月1日の防災の日と3月11日の東日本大震災の日が近づくと、備蓄品のチェックと見直しをするようにしています。
つい先日も、我が家の備蓄品をチェックしたところなのですが、台風や地震など、あちこちで大きな災害が相次ぎ、防災に対する意識が以前よりも高くなりました。もっと真剣に備蓄をしなければと思い始めています。
災害は、他人事ではありません。明日は我が身です。
持ち物は最小限!のミニマリストも、非常時の食料などは決して最小限にしない方が良いでしょう。
普段食べ慣れているものを多めにストックする
東日本大震災の後は、大した被害の無かった私の住む街でも、スーパーから多くの品が消えました。
皆がパニック状態になって、食料や日用品などを買い占めたためです。
道路が寸断されて、物が届かないということもあるでしょう。
冬に大雪で道路が通行止めになると、一部の商品が全く入荷しない、という事態になることも、最近は珍しくありません。
私たちが普段、何気なく、当たり前にスーパーで買っているものは、誰かがどこかからトラックで運んできてくれているのですね。
もし、とてつもなく大きな災害が起こって街が孤立し、長い間食料や日用品が入って来なくなったら、私たちは一体どうなってしまうのでしょうか?
よく考えてみたら、おそろしいことです。本当に。
普段から食料は多めに常備する
災害が起こると、必要なものが手に入りにくくなります。
ですから、せめて数日間は家にあるもので何とか危機を乗り切らなければなりません。
アルファ米や缶詰などの、いわゆる非常食というものは、値段も高めであるし、なかなか沢山は揃えられないように思います。
そのため、そいういった非常食も勿論必要ですが、普段食べている食材をどんな時でも多めに備えておく、ということが大切だと思います。
私は根菜や果物、乾物、パスタやうどんなどの乾麺、お米などは、普段から多めに買うようにしています。
しょうゆ、みりん、酒、酢などの調味料もいつも1本余分にある状態です。
食材だけでなく、トイレットペーパーやティッシュペーパー、ビニール袋、ラップ、乾電池なども、そして女性ならば生理用品もプラス1回分くらいは余分があると安心です。
災害時はガスや電気が止まる恐れがあるので、カセットコンロとボンベは必需品です。
おわりに
モノの少ない生活はとても快適ですが、何もかもを最小限にしてしまうのは危険なのではないでしょうか。
今の時代は、ネットショップやコンビニで、大体のものはすぐに簡単に手に入れることが出来ます。
そんな便利な時代だからこそミニマルな生活が可能である、ということも言えるでしょう。
モノの少ない生活をしている私も、食料品と日用品だけはある程度の余裕を持って備えています。
災害を意識しなくても、家に食べるものがある、という状態は安心感があるし、豊かな気持ちでいられます。
不要なモノを断捨離して空いたスペースを活用して、本当に必要なものをしっかりと備えておきたいですね。