美しい台所
すっきりとした台所に、すべて統一されたシンプルなデザインのボトルや容器に調味料などの食材を入れ替えて、美しく収納している人を心から尊敬します。
大の面倒くさがりの私にとっては、それはとても真似の出来ないハードルの高いことです。
私は、毎日が暇だったとしても、こういうことは出来ないと思います。
ごちゃごちゃは隠すに限る
しかし、様々な色やデザインの調味料をずらっと並べると、すっきりした台所もうるさい感じになってしまい、オシャレ感がありません。
私は、台所にはほとんど何も置いていません。
水切り籠と鍋敷き、ヤカンを一つ、洗剤とスポンジ類だけです。
油も、調味料もすべて収納し、使うときだけ出すようにしています。
だから、おしゃれなパッケージでない調味料も、普段は外に出ていないので、あまり気にする必要はないのです。
隠す収納は楽です。
隠す収納だと、油がとんで油汚れがつくこともないので、拭く手間も省けて良いことづくめです。
私のようなズボラで、でも美しさも追及したいタイプの人には隠す収納をおすすめします。
調味料をすべて収納するためにも、台所用品を最小限にして、収納にゆとりを持たせることが大事です。
お金がかかる
詰め替えるのが面倒、ということが一番の理由なのですが、もう一つの理由は、お金がかかるということです。
ボトルや容器は、一つ一つはそんなに高くないかもしれませんが、それなりに数を揃えるとお金がかかります。
どこにお金をかけるかは人それぞれですが、私はそこにはお金をかけたくないのです。
こういうところで倹約した分を、自分の「使いたい」と思うところにお金をドンと使うのが私流のお金の使い方です。
台所以外の収納事情
台所以外の場所も、すべて隠す収納にしています。
オープンシェルフやラックなどは置いておらず、家具はすべて扉や引き出しがあるものにしています。
食器棚だけはガラスの扉なので中が見えてしまうのですが、大好きな食器ばかりが入っているので、見えても何の問題もありません。
すべて私が選んだお気に入りの食器ばかりなので、統一感があるのだと思います。
食器棚以外の収納家具はサイドボードとテレビ台、電話台のみです。
あとは押し入れとクローゼットを活用しています。
押し入れやクローゼット、家具の中を仕切る収納用品は、無印良品などのケースも使用していますが、それですべて同じデザインのもので統一するとお金がかかりますし、私はあまりプラスティック製品が好きではなく、木や石、紙、缶、ガラスなどの素材を愛しているので、美しい空き箱や缶、瓶などもたくさん利用して、収納をしています。
お揃いの収納用品は、扉を開けたときに美しく整っていてとても綺麗だと思いますが、私は様々な色や形のものがあるのも何とも味わいがあって悪くないと思っています。
おわりに
扉を開けた時に、収納用品が美しく整っていると気持ちが良いものですが、そこまできっちりとは出来ない人間です。
物の量を減らせば、ざっくりと適当な収納方法でも快適に暮らせます。
少々ごちゃっとしていても、扉を閉めてしまえば、問題ありません。
何事も完璧を目指すタイプではない私は、このようにストレスなく気楽に暮らしています。