2年間家計簿をつけてみた
書店へ行くと色々な家計簿が売られていますが、私は市販の家計簿はどれも使いにくく思うので、エクセルで自分の好きなように作って管理しています。
自分で計算式を入れて自動で集計が出来るし、後から加工が自由自在にできるのが便利です。
しかし、2年ほどは頑張って継続していましたが、最近、だんだん面倒に思うようになってきました。
ほぼ毎日パソコンの電源を入れるので、そのついでに1日分の支出をちょっと打ち込むだけの簡単な作業なのですが、ずぼらな私はついつい面倒で数日分を溜め込んでしまうことが多くなりました。
そのうち、家計簿って本当に必要なのかと疑問を持つようになりました。
月間、年間の固定費と変動費を把握する
2年間継続して家計簿をつけていたので、そのデータから我が家の家計の状況は大体把握できました。
給与の銀行振込額から、固定費と少し多めに見積もった変動費を引いた額が、1ヵ月に使える生活費となります。
生活費とは、主に食費、雑費、教育費(文房具や臨時の学校からの徴収などの変動する費用。習い事の月謝は固定費に分類)、医療費、レジャー費、交際費、美容費などです。
貯金は自動で他の銀行口座へ入るようになっているので、意識する必要はありません。
データから、月々の生活費は年間を通してそんなに大きく変わることはありませんでした。冬は電気代とガス代が上がるので、その分少し使える金額が減るくらいです。
毎月、この生活費の予算内でやり繰りが出来れば、何の問題も無いということなのです。
家計簿をつける目的
そもそも、家計簿をつける目的は何なのでしょうか?
私にとって家計簿をつける目的は、お金の流れを把握することです。
毎日のエクセル入力作業は、すでに使ったものを整理して記しておく、という作業であり、決して大きな節約に結び付くことはありませんでした。
支出額を入力すると、自動的に今月に使える残りの金額が出るように表を作っていたので、多少の買い物の抑制はできましたが、特に大きな節約ができたということはありませんでした。
そこで、家計簿をつける目的が単なる支出の分類と集計だけになっているなら、もう2年間で十分データは揃ったので、一度止めてみよう、と決めたのです。
家計簿をやめてみた感想
家計簿をやめて2ヶ月たちましたが、今のところ何の問題もありません。
買い物の仕方は、長年の主婦生活からもう感覚的に、今月はいつもの月よりも買いすぎているな、とかそういうことが何となく分かるものです。
わざわざ計算してあと残りがいくらあるのか、など考える必要はありません。
家計簿をつけていた頃の家計と比べて、特に支出が増えたような気はしません。
感覚としては、支出が少し減っているような気がします。家計簿をつけなくなったので、買いすぎを防止するために、少しですが買い物を抑え気味にしているからです。
本当に支出が減っているのなら、家計簿をやめることで節約ができるなんて、良いこと尽くめです。
ズボラな私は、家計簿をつけるのに多くのエネルギーを注いでいました。
やらなければ、と思うだけで結構な負担になっていたのです。
これを思い切ってやめてみると、随分気持ちが楽になりました。
ちょっとした作業なのに、かなりの家事の負担削減になりました。
やらなくても良い家事はどんどん無くしていき、家事の効率化を図って、好きなことをする時間を増やすことが出来れば幸せですね。
まとめ
家計簿をつけるのが億劫なら、一度思い切ってやめてみることをおすすめします。
ただ、最低でも1年間は続けてみて、お金の流れを把握しておくことが必要です。