人と接することに疲れる
子どもたちが大きくなってきて、ちょっとした言い合いをすることが増えてきました。
私もつい、口うるさくなってしまうし、子どもたちも生意気な口を利くようになってきています。
自分の子どもとはいえ、人間関係がうまくいかないと、気持ちが暗くなってしまいます。
夫とも時々ちょっとした事で言い争いになることがあり、気分は沈みます。
ゴールデンウィークの実家滞在中は、両親との間に不協和音が生じ、何とも嫌な思いを味わいました。
家族間、他人との関係共に、人間関係とは難しいものです。
人間関係・知りすぎるとマイナスになる
最近、ちょっと合わないな・・と思う友人がいます。
とても気が合い、仲良くしていた友人なのですが、お互いのことを深く知るようになってから、少し以前とは違った感情が芽生え始めました。
夫の職業や学歴、収入、子どもの学力など。
友人の言動から、私に対して強く意識していることが感じられ、私は少し彼女に対して嫌気が差しています。
しかし、私だってそんな彼女に対して、やはりそういう事を多少は意識しないではいられないところがあります。
何だか嫌ですね。
結局友人とは言っても、競争、というか何でも比べてしまって、上か、下か、と心の中で値踏みしてしまうのものなのでしょうか。
冷却期間を置く
人と比べたり、競争することに、歳をとるたびに疲れてきていて、出来ればそういう世界から離れていたいと願っています。
そうは言っても私は俗な人間なので、自分自身、こういった感情から自由になることは出来ていません。
友人のことは、本当に嫌いになった訳ではないので、少し冷却期間を置くことにしました。
最近、友人からの誘いは断るようにしています。
彼女と付き合っていると、どうしても私の心がザワザワしてしまい、比べなくて良いことで比べてしまい、悩まなくて良いことで悩んでしまうからです。
「人間関係は腹六分」
昔からよく読んでいて、もはや私のバイブルと言える本があります。
美輪さんは、「他人とは腹六分で付き合いましょう」と言及されています。
良い人間関係を築くためには、相手のプライバシーに、自分から一切口を出さないこと。そして自分のプライバシーもむやみにさらけ出さないこと。それが鉄則です。何もかも見せ合い、もたれ合うような関係は、絶対に長続きしません。”腹六分目”がちょうど良いのです。
その通りだと思います。
仲が良くなると、自分のプライバシーをつい語ってしまうということがあります。そして、そうすることが仲の良い証拠だと、思ってしまいがちです。
でも、それは違うのです。
ちょっと寂しいと感じるかもしれませんが、お互い当たり障りのない会話を楽しむのが、上手く友人関係を続けていく秘訣なのかもしれません。
友人とまたいつか、心から楽しいと感じるお付き合いが出来ればと願っています。