姫椿流 隠居生活への道

本と紅茶とピアノを愛するアラフィフ姫椿のブログです。隠居生活が夢♬ 小田原についても書いています。

銀行印を統一。通帳も減らしてモノとお金の管理をシンプルにする

朱肉の商用利用可能なフリー写真素材

 

どんどん増える三文判を処分する

 

我が家には100均で購入した三文判が沢山あります。

 

買ったのは勿論私ではありません。

 

何でも深く考えずに物を買う、マキシマリストの我が夫です。

 

小さい物とはいえ、何本もあると管理が大変ですし、どの印鑑がどの銀行届出印なのかも分からないという状況なのです。勿論すべて夫名義の口座です。

 

そこで、すべての通帳の銀行印を、以前夫の両親が作ってくれた立派な印鑑に統一し、三文判は1本だけ残して処分することにしました。

 

 

 

複数の銀行を回って印鑑の変更手続きをし、あと、ついでに使っていない通帳口座も解約しました。

 

もう、何かの手続きで届出印が必要なときに、探し回ったり、迷うことはありません。

 

以前は銀行の窓口にすべての印鑑を持って行って、照合してもらうこともありましたが、そんなことに時間をかけることもなくなりました。

 

今まで、くだらないことに時間を割いていたと思います。

 

本当にバカバカしいことです。

 

口座名義人が死亡すると預金口座が凍結される

 

死後のことも考えておかなくてはいけません。

 

口座名義人が死亡すると、預金口座が凍結されます。

 

(銀行は、新聞の訃報欄などから死亡の情報を得るようで、情報が入らない場合は凍結されないようです)

 

私自身も義父が亡くなったときに経験しましたが、凍結される前に預金を引き出しておかないと、簡単に引き出すことが出来なくなってしまうのです。

 

葬式費用などの工面に困ることもあるので、こうなっては大変です。

 

一旦凍結されてしまうと、お金を引き出すために、相続人全員の戸籍謄本の提出など、他にも面倒な手続きが必要となってしまうのです。

 

こういう時、預金口座はなるべく少なく持っておくのがベストだと思います。

 

大金持ちの場合は色々と事情があるでしょうが、一般の人間であれば、たくさんの通帳を持つことは、あまりメリットが無いように思います。

 

お金の管理をシンプルにすることで、お金の流れが分かりやすくなり、その管理もし易くなるでしょう。 無駄遣いも少なくなるかもしれません。

 

そして自分の死後も、わずわらしいであろう諸手続きをシンプルに行うことができ、遺族にとっても有難いことになるでしょう。

 

 今のうちに、出来ることはなるべくシンプルにしていきたいです。

 

 口座開設に届出印が必要ない銀行が増えている

 

最近は口座開設時に届出印が不要の銀行が増えてきています。

 

これから先、印鑑は必要のない時代が来るかもしれませんね。

 

本人確認は、サインや指紋が一番確実だろうと思いますし、

100均で簡単に印鑑が手に入るこの時代、ちょっとした書類などに印鑑を押す意味は全く無いような気がします。

 

子どもが通う小学校や中学校に提出する書類にも、サインの横に印鑑を押す欄があるのですが、私はいつもこれに一体何の意味があるのかと首をかしげます。

 

疑問を感じながら、いつも三文判を押しています。

押印を忘れると、書類を返されますので。

 

100均などで誰にでも簡単に買える印鑑を押すことに何の意味があるのでしょうか 保護者の名前が自署されていれば問題ないと思うのですが。

 

 

日本には印鑑の歴史があり、それが現代まで何となく続いているのでしょうが、もう今の時代に合わないところがあるのは明らかです。

 

但し、職人がこだわって作った唯一の印鑑などを、自分の趣味のものとして大事に持っていたり、使うことはとても素敵なことだし、それはそれで意味のあることだと思います。

 

まとめ

 

・すべての口座の銀行印を、職人さんに特別に作ってもらったオリジナルの印鑑に統一

 

・三文判を1本まで減らす

 

・たくさんあった通帳を最小限まで減らす

 

 

三文判を1本に減らしたことで、小さい物とはいえ、収納にゆとりが出ました。また、銀行印を簡単に手に入る安物でなく、職人さん手作りのオリジナルの1本に統一したことで、探したり迷ったりすることが無くなり、また、大切にしようという気持ちが増しました。

 

そして、通帳を減らしたことで、お金の管理がしやすくなり、お金の流れがよく分かるようになりました。

 

 

手続きをシンプルにすると、見えてくるものがあります。

 

また、何もかもを合理的にするのではなく、今回の場合は職人さんが作ってくれたオリジナルの印鑑、ですが、こだわるところはこだわって、美しいものを楽しむことも大事にしたいと思っています。