おすすめフランス・パリ流 ”豊かな暮らし本”
書店へ行けば、ミニマリストやシンプルライフ、断捨離、節約術などの、シンプルに豊かに暮らす提案をする本がたくさん並んでいます。
数年前に「フランス人は10着しか服を持たない」が話題になり、もちろん私もしっかり読みました。
フランス人は10着しか服を持たない (だいわ文庫 D 351-1)
こういうフランス・パリ流の無駄なところにお金をかけずに豊かな暮らしを楽しむ本は、他にもたくさん出版されていて、私は数ある ”豊かな暮らし本” の中でもパリ流のものが特に好きです。
その中でも個人的に好きなおすすめの3冊をご紹介します。
♡吉村葉子著「贅沢を味わい質素も楽しむ」
フランスのパリで20年間暮らしておられた吉村さん。
友人として交流のあったフランス人の価値観を通して、本当の豊かな暮らしについて様々な提案をしておられます。
非常に高収入なのにセーター一枚買うのにも躊躇する女性の話には驚きましたが、そこには学ぶべきところがあると思いました。
♡米澤よう子著「パリジェンヌのお気に入り」
イラストレーターの米澤よう子さんは、パリで個展を開いたり、4年間フランスと日本を行ったり来たりする生活を送られたそうです。
この本は、米澤さんの可愛くておしゃれなイラストでパリジェンヌの暮らしを紹介しています。
パリジェンヌのおしゃれ、買い物、バカンス、カフェ時間・・・。
おしゃれで堅実なパリジェンヌの精神に影響を受けること間違いなしです!!
戸塚真弓著「暮らしのアート」
フランス人でソルボンヌ大学の教授を夫に持つ戸塚さん。
パリでの豊かな暮らしを綴ったエッセイです。
大変な美食家である戸塚さんのマルシェでの買い物の様子や食にまつわる文章は、読んでいるともう美味しそうで美味しそうで、その表現力が素晴らしいです。
インテリアやおしゃれに関するエッセイからも、著者の素敵な暮らしが垣間見えます。
日常生活にささやかな幸せを見い出し、豊かに暮らす戸塚さんのライフスタイルには学ぶべきところがたくさんあります。何度読み返しても楽しめるエッセイ集です。
おわりに
フランスのパリで暮らす日本人が感じたパリ流の価値観やライフスタイルには学ぶべきところが多くあると感じました。
しかし、フランス人にも色々な人がいるだろうし、フランス流(パリ流)が何もかも素晴らしいということではありません。
外国で暮らしてみて、初めて日本の良さが分かった、という声もよく聞きます。
日本の良いところにパリ流のエッセンスを加えて、良いとこ取りの豊かなライフスタイルを送ることが出来れば良いですね。