いつも心がけていること
私は人付き合いにおいて特別器用な方ではありませんが、いつも心がけていることは、どんな小さなことでも誠意を持って対応する、ということです。
その心がけは、今までの人生を振り返ったときの反省の気持ちから生まれました。
40数年生きてきましたが、後悔や恥ずかしいことばかりの人生です。
良いこともしてきたけれど、人の見ていないところでズルいこともしたし、幼稚な、大人げない態度を取ったこともあります。意地悪をしたことも。
そして、そういう自分の行動に見合った人生だったと思っています。
私は本当に未熟者でした。
私は、弱い私というものを自覚しています。
でも今はそんな自分を認めて、不器用でも一つ一つの事柄に誠意を持って向き合いたいと思うようになりました。
因果応報
最近、夫の身に立て続けに良くないことが起こりました。
会社での不本意な人事異動、そして詐欺に遭ったことです。
夫は気の毒だと思いますが、その一方で、最近の夫の言動を見ていると、冷たいようですが夫の日頃の振る舞いが不運を呼び寄せたのではないかと私は確信しています。
私は、夫のことを偉そうに言えるほど出来た人間ではありません。
しかし、夫は時々他人に対してひどく不誠実な態度を取ることがあり、傍で私は心を痛めることが多々あります。
今回の立て続けの不幸は、夫が不誠実な態度を取った相手からの仕返しではありません。
全く関係のない別の事柄なのです。
でも、私は一見何の関係もない事柄も、すべては繋がっている、と考えています。
自分の行動はいつか必ず自分に跳ね返ってくる
良いことも悪いことも、自分の思考や行動が自分の人生を作るのです。
大げさかもしれませんが、私はそのように考えています。
おわりに
誰かから傷つけれられたり、不愉快な思いをさせられることがあったとしても、必要以上に相手のことを恨んだり、仕返しを目論んだりすることは心を消耗させるばかりです。
自分が相手に裁きを下さなくても、その人にはいつか必ず何かしらの報いがあるのです。
ですから、不愉快なことはなるべく早く忘れることが大切です。
そして自分はこつこつと、何事にも誠実に、誰に見られても恥ずかしくないように生きる。
自分の思考や行動が自分の人生を作る
とうことをいつも心に留めて、弱い自分、ズルい自分が顔を出しそうになったときには、そのような自分に打ち勝てるように努力し続けたいと願っています。