都会はステキなものだらけで刺激的
先日、東京の表参道で用事があったため、出かけてきました。
時々表参道へ行くことがありますが、いつ行っても、ここは最新流行のモノに溢れ、洗練された人が多く行き交います。
普段、あまり物欲の無い私も、都心のおしゃれエリアへ行くと、物欲がムクムクと湧いてきます。
ブランドバッグにはもうすっかり興味が無くなっていた筈なのに、道ですれ違ったお洒落な女性の持つグッチのバッグに目が釘付けに。
ショーウィンドウに飾られているバッグもとても素敵です。キラキラ輝いています。
やはり良いものは良いなあとしみじみ思ったのでした。
田舎の暮らし
普段家にいるときは、近所の農作物無人販売のお店できゅうりや茄子、オクラ、枝豆、トマトなどの夏野菜が袋に一杯入って100円で売られているのを見つけたら、大喜びで買い込み、旬の野菜の地産地消に一役買っている私です。
外で働かず専業主婦をしている分、新鮮な野菜を安く手に入れ、毎食、きちんと調理した食事を楽しんでいます。テキパキ動くほうではないので、掃除、洗濯、炊事、子どもの勉強のフォロー。これだけで1日があっという間に終わります。そんな日常では高価なバッグや服は必要なく、また欲しいと思う気持ちもあまり湧いてきません。
理想のライフスタイル
田舎は空気が良いしのんびりしていて、家事や育児をしっかりしていれば、後はウォーキングがてら図書館へ行ったり、家でピアノを弾いたりと自分の時間を楽しんでいます。これだけでもう何も言うことはありません。だから、自分自身にそんなにたくさんのお金を使うことはありません。
けれども、それではあまり刺激がないことは事実です。
時々都心へ出ると、街を歩いたり、カフェに入ったり、ウィンドウショッピングをしたり、それだけでたくさんの刺激を受けることができます。
色々な人がいる都会の空気は、田舎の街やカフェ、ショッピングセンターとは空気が全く違います。
東京には芸能人みたいにとびきり洗練されている人、また、びっくりするような変てこりんな人もいっぱいいて、そんな人達を眺めているだけでも楽しいです。
たとえ短時間であっても、いつもと違った環境に身をおくことは、普段の自分を違った視線で客観的に見ることができ、迷っていること、何となくモヤモヤしていることに対して新鮮な考えが思い浮かぶことがあります。
悩んでいることが吹っ切れたりすることもあります。
何も旅行へ行かなくても、30分とか1時間電車に乗って、いつもと違う場所に行くだけでリフレッシュすることが出来ます。
それから、普段あまりお金を使わない分、少しの贅沢を楽しむようにしています。
節約のため、お金を貯めることは大事ですが、使わないばかりの人生もつまらないです。使うときと使わないときのメリハリが大事なのだと思います。
一度は東京都心に住んでみたいけれど、それは夢のまた夢。
しかし私にとっては、それで良いのかもしれません。
私がもし都心に住んだとしたら、おそらく物欲をコントロールすることは難しくなるでしょう。
溢れるようなモノ、モノ、モノ。
色々なモノを持っている誰かを意識しての、見栄のための消費・・・。
あまりお金を遣わずに、「足るを知る」生活をするのは厳しいように思います。
都心からそう遠くない田舎に住み、時々都心に出る、というライフスタイルが私にはちょうど合っているように思います。