姫椿流 隠居生活への道

本と紅茶とピアノを愛するアラフィフ姫椿のブログです。隠居生活が夢♬ 小田原についても書いています。

もはや実家に居場所は無いと改めて感じたゴールデンウィーク

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ゴールデンウィークは実家に滞在

 

姫椿の実家は遠方にあるので、5/3~7まで家族で帰省していました。

 

滞在中は、実家でのんびりしたり、少し足を延ばして観光地へ出かけたりして過ごしていました。

 

子どもたちは久しぶりに会う祖父母(私の両親)との交流をとても楽しんでいたので、帰省して良かったと思っています。

 

しかし、私の心は複雑でした。

 

 

離婚しても 私に帰る場所はない

 

生まれてから結婚するまでずっと一緒に暮らした両親。

 

しかし結婚後、帰省する度に「もはや実家に私の居場所はないのだ」という気持ちになります。

 

両親とは普段電話でよく話すのですが、私が中年となった今でも何かと私のことを心配してくれていて、本当にありがたい存在です。

 

そんな両親ですが、私が帰省すると、帰省中の私や私の家族のことでちょっとした事で言い争いになります。

 

小言が多く、言葉は悪いですが、鬱陶しく感じてしまいます。

 

実の娘である私は、結婚しても両親には少し甘えがあるのでしょう、そういう部分が出てしまうと、そういうところも指摘されます。同じことをしても独身時代には言われなかったことも、結婚後は厳しくなりました。

 

帰省する度に、数日間の滞在でも居心地が悪く、早く自分の家に帰りたいという気持ちになってしまうのです。

 

そして今回の帰省は、いつもよりも強くそのように感じました。

 

帰省は子どものための思い出作り

 

結婚直後は、本当に私自身が帰りたいと思って帰省していました。

 

でも最近は、子供たちに良い思い出を作ってやりたいという気持ちから帰省しています。

 

下の子は小学校5年生です。私の両親と過ごしたいと思うのも、あと1、2年でしょう。両親も歳をとっていきますし、元気な間にたくさん交流をしたいと思うのです。

 

しかし、私たち家族が帰省すると、普段の二人だけの静かな日々を愛する両親にとっては、半分嬉しく、半分迷惑(面倒)というところが本当の気持ちなのではないでしょうか。

 

今後の帰省は

 

来年は帰省するかどうか分かりません。

 

でも来年は下の子が小学校最後の年なので、家族で帰省するのは取り敢えず来年を最後にして良いかと考えています。

 

中学生になったら、部活で忙しく、友人と過ごす方が楽しくなることでしょう。

 

そうすると、今後は両親の介護などで私が1人で帰省することになるのでしょうか。

 

それも何だか切ないですが、いつかはそんな時が来るのでしょう。

 

私の帰る家は夫と子どもたちと暮らす今の家しかない

 

生まれてから30年近くを両親と過ごし、一緒に過ごした家が、私の帰る家であったのに、結婚して一度家を出ると、そこはもう私の帰る家ではなくなりました。

 

私の居場所は、夫と子どもたちと一緒に築いている、今の家庭にしかないのだと改めて感じました。

 

私は、ここで頑張って生きていかなくてはならないのです。

 

そしてまた時が過ぎ、私の子どもたちもいつの日か新しい家庭を作って出て行くのだと思うと、少々感傷的な気持ちになります。

 

何とも切なく、考えることの多くあったゴールデンウィークでした。