心と身体は繋がっている
最近、あまり風邪を引くこともなく、体調が良い日々を過ごしています。
これには色々な原因があると思いますが、一番大きいのはストレスが無いせいだと私は思っています。
正確に言えば、全くストレスが無いわけではありません。
子どものことで悩みは尽きませんし、これから先も親である以上、子どもに関する心配事や悩みはずっと続くでしょう。
また、夫との関係も、いつも良好という訳ではありませんし、日々思うこと、我慢していることもたくさんあります。
では、何に対してのストレスが無いかというと、私は以前パートに出ていたのですが、その時、職場の人間関係に苦しめられ、それが大変なストレスとなっていました。
そのような煩わしい人間関係のストレスが、退職したことで解消されたことがとても大きいです。
今の私の専業主婦としての生活は、ある種の人々にとっては退屈でつまらなくて、何の魅力もないかもしれませんが、私にとってみれば、自分には一番合っている生き方だと思っています。
もともと一人でいることが苦にならず、家の中で過ごすことが大好きで、お金のかからない趣味も持っています。
心が病むと、生活全体が負のスパイラルに巻き込まれる
煩わしい人間関係から解放された毎日は、私にとってはパラダイスのようです。
パートで働いていた頃は、ストレスがあまりにも大きくて、稼いだお金で服やバックなどを買っては、発散していました。そんなことでもしないと、とても働き続けることが出来なかったのです。
また、人一倍疲れやすいので、勤務が終わるとクタクタで、夕食はお惣菜を買うことが多く、食費も随分とupしていました。また、疲労から甘いものが欲しくてたまらなく、甘いお菓子を買って食べることも多くなりました。
そして、疲れた身体に鞭を打ち、夕食、お風呂、子供の寝かしつけ、などを終えて、やっと一息ソファに腰かけると、いつの間にか眠っていて、気が付けば深夜や早朝になっていて、あわててお風呂に入ることが日常となってしまい、しっかりと質の良い睡眠を取ることも出来ず、また、歯磨きをしないで寝てしまったこととストレスから酷い虫歯にもなってしまい、多額の治療費を支払わなければならなくなりました。
あの頃は、本当に何もかもが上手くいかず、結局一生懸命働いて稼いだお金は、いつの間にかすべて無くなってしまいました。本当は、お給料の半分くらいは貯金をしようと思って始めたパートでした。それなのに、1円も残ることはありませんでした。
今は、全くお金を稼いでいませんが、外で働いていない分、頭と身体を使って、なるべくお金をかけずに豊かに生活する方法を見い出し、実践しています。
世帯収入は減りましたが、不思議なことにパートに出ていた頃と比べて生活が苦しくなってはいません。しかも、貯金も以前より少し多く出来るようになったのです。
そして、私はいつもゆったりした心持で過ごすことが出来るようになりました。子どもにも夫にも穏やかな気持ちで接することが出来るので、家族にとっても良かったのではないかと思います。
色々な家庭があり、それそれの事情があるので、すべてに当てはまるわけではありませんが、収入が増えたからといって、必ずしも色々な意味で豊かになれるわけではない、というのが私の経験から得たものです。
将来、また働くことを選ぶかもしれない
しかし、これから先の子供の大学進学費用や、老後資金などのことを考えると、このままずっと専業主婦でいるのは難しいかもしれません。
けれども、もし、今後またパートに出ることになったとしても、今度は2度目です。辛い経験をしたことは必ず役に立つでしょう。人間関係で悩むことになるかもしれません。でも、以前よりは上手くやっていけるのではないかと思います。人生、無駄なことは何もないと信じています。
今度パートに出るとしたら、息子が中学生になるタイミングになるでしょう。あと2年の間に、専業主婦生活を楽しみながら家事の効率化を図り、その時に備えようと思っています。